侵入的思考と意図的思考
本当にお久しぶりです。
またまた語学留学に行っていたのとIELTS受験を先週末していたこともありご無沙汰してました。
実はこの間にたくさんのことが起こり、ちょっと参ってたところもあるんですけど。
そのことはまず置いておいて、今回は「侵入的思考と意図的思考」について紹介しようと思います。
人間は日々生きていたら何かしら考えて生きていますね。
例えば、お昼ご飯何食べようかなとか、今日は何着て行こうとか。
これは正常に考えている、考えようとして考えている「意図的思考」と言います。
これはみなさん日々やっていることなので概念としてもわかりやすいと思います。
では、こんな体験はないでしょうか。
寝ようとしているのに、考え事をしちゃって眠れない。
別に考えようとしているわけではないのに考えてしまう。
考えることをやめようとしてもどうしてもやめられない。
こういう思考を「侵入的思考」と言います。
頭の中に自分が考えたくもないのに考えが侵入してきている感じしません?笑
そして、ストレスが強いと侵入的思考に陥ることが多いようです。
というか、その頻度でストレスの度合いを測る指標にもなります。
うちもついこの前ものすごいストレスが何日もかかっていて、
寝ようとしても考えていて眠れないし、
起きても考えようとしてもいないのにずっと考えていて、落ち着くまで20日ずっと考え続けていた気がします。
本当にしんどかったなぁと今振り返ったら思います。
でも見通しがつくと侵入的だったのが、意図的に変わったのは明らかでした。
人間の脳って面白い。
(参考:PTGの可能性と課題 宅香菜子編著 金子書房)
というのが心理学的用語のご紹介で何がそこまでうちにとってストレスだったのかそれを説明しようかと思います。
ついでにうちの進路が変わってしまったことのご報告も兼ねて。
今回は一つではなく、ストレスの原因がいつくも重なったのも大きなストレスを感じた要因だと思います。
ことの始まりはおそらく、語学留学中です。
毎日勉強はしていたのですが、いまいち自分の英語力向上を実感できずに日々過ごしていました。
あと留学も3日というところまできて、伸びない焦りを感じていたところに、彼氏から別れ話をされ振られてしまいました。
帰国後、すぐ大学の前期の成績が発表され、そこからイギリスとオーストラリアの大学院留学の書類の準備を始めていたのですが問題が発生しました。
学部時代の成績を提出しないといけないのですが、うちの大学のGPAは世界で共通のGPAと換算方法が違うことに気づいたのが今回の成績が出た後でした。
そして、うちのGPAを一般的なものに換算すると出願基準に全く届かないことがわかりました。
出願予定大学にそれぞれにメールで問い合わせたところ、どの大学も最終的な成績が出るまで何とも言えないという濁した回答ばかりでした。
そこでさらに問題が起こりました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、心理職の国家資格が国会で可決され、9月末にそれに必要なカリキュラムが発表されました。
公認心理師という資格なのですが、うちは心理学に通じている人が周りにいるので入学前からそれを取るつもりで大学院も進学予定で心理学を選びました。
しかし、問題はそのカリキュラムに必要な授業をうちは全然受講していなかったのです。
次の春で卒業してしまうと公認心理師を取る資格を失ってしまうことになるんです。
ということで、5回生前期卒業にせざるおえなくなりました。
さらに考えていた進路を、ポジティブ心理学を勉強してから、公認心理師を取るという順番を逆に変えることがいいだろうという結論に至りました。
海外の大学院は何か資格や実務経験があることで出願が優位になるようです。
ここ最近はポジティブ心理学を学びたいモチベーションが高いかったので後回しにするという答えをなかなか出せなかったんですけど、
どんなに考えても現状これがbetterな選択でした。
カナダ留学前に単位を取ってから行こうとし、授業を30単位も入れ、とりあえず取るだけ取ったという状態にしてしまった自分を恨むしかありませんでした。
しかし、他の人に相談をしたところ、日本で資格を取ってから、海外の大学院に行くのがいいだろうという同じ意見をもらい、そこでやっと侵入的思考がなくなりました。
何週間もよく眠れずにいたので、久しぶりに一回も起きずに眠れた時はホッとしました。
ということになったのであと3年は少なくとも日本にいる予定です。
人間自分が予想もしていなかったことが起こること、将来の不安がこれほどまでにストレスになるのかと実感しました。
みなさんも侵入的思考をしている自分に気づいたらストレスが強いということなので、自分を労ってあげてくださいね。
Bye