Naturalに生きる -Salana’s interest diary-

心理学のことを中心に日々気になった記事や本、ニュースなどを紹介しつつ私の近状などを綴っていきます。

身近にある差別

みなさんは多様性を受け入れるってどんなことだと思いますか?

 

違う国の人を受け入れること?

 

違う地方から来た人を受け入れること?

 


セクシャリティを違う人を受け入れること?

 

うちはそうやって明確にわかる違いのみを受け入れることは少し飛び越えてしまっていると思います。

 

自分から遠いちょっと飛び越えた、名前で区別されてる多様性にしか目を向けていないんじゃないかな。

 

灯台下暗し。

 

もちろんそれを受け入れることも重要です。

 

でも、じゃあ自分のごくごく身近にいる人たちの多様性は受け入れられているのだろうか。

 

例えば、クラスの運動できる子とできない子。この2人は違いますよね。

 

できることもできないことも多様性。

 

でもきっとクラスでは運動できる子がもてはやされちやほやされますよね。

 


運動できない子にだって、運動という面だけではなく他におもしろい個性があるかもしれないのに。

 

勉強できる子とできない子も。かっこいい子とダサい子も。

 


背が高い子も低い子も。歌がうまい子も下手な子も。

 

みんな違う、それはもうすでに多様性なんじゃないかな。

 

そこでその違いを受け入れられず、避けたり、興味を持たなかったり、妬んだり、嫌ったり。

 

そうやって小さいことから差別って生まれるんじゃないかな。

 

 

 

 


 

最近自分の身近で少しショックなことがありました。

 

私にとってとても興味深く、楽しい人たちへ、別の人がとても興味がなさそうな、人を尊重してないような態度を取っていました。

 

もちろんそれを本人たちに明らかにわかるような感じで。

 

そうかと思えば彼らが気に入っている人、かっこいいと言っていた人たちには自分たちから話しかけ、彼らが喜ぶように何かしようとしていたとこに大変なショックを受けました。

 


人の差別ってこうやってはじまるのかと。

 

うちの目指しているものは実現されないんじゃないかな。

 

差別ってこんな同じ日本人の間でも起こるのにどうやってなくせるんだろう。

 

久しぶりに考え込まされる事件でした。

 


何が、興味の対象と失礼なことをする対象として彼女たちの中で分けられていのだろう。

 

 

 

 


 

そしてなぜそれほどショックだったかというと、それが私が今活動している学生団体のメンバーだったからなんです。

 

うちと代表がどんな想いでその活動をしているのかというと、それは「世界市民」を作るというものです。

 

今まで触れたことがないものに触れることでより心がオープンマインドな人々が増え、ゆくゆくは物事を考えるときに地球みんなのことを考える人が増える、そのような活動をすることを掲げて活動していたはずだし、

 

その志の元にメンバーも当然集まっていると思っていました。

 


もちろん、そうでない人がそのようなことをしているのならそれも一種の多様性ではあるかとそこまでのショックは受けないんです。

 

でも、このメンバーですらそれを実行はできないし、人を分け、違う態度で尊重してない態度で接してしまうことにがっかりしました。

 

どうやったら差別ってなくせるのかな?

 

教育がそれの一番の近道なのではないかと思っていて、だからこそ、代表とうちの思いがメンバーみんなに伝わってそういう集団になることを願って活動していたんです。

 

いやぁ、難しい。

 


人の根本の考え方はなかなか変えられるものではない。

 

自分の目の向けている問題がいかに難しい問題であるか思い知らされる事件でした。

 

人間だから好みはあるのはわかります。

 

でも興味を持てるかどうか、差別するかどうかは、それを受け入れられるかどうかは、好みとはまた違ってくると思うんです。

 

みなさんはどういう時に自分の区別する心が差別する心が変わった、とか、オープンマインドになったとかありますか?

 

どういう心持ちからどういう心持ちに変われば人は人を受け入れられるようになれるのだろう。

 

もし何かいい方法があれば教えてください。

 

 

 

多様性を受け入れる。

 


受け入れる、別に好きになれとは思わないんです。

 


それは人間だから難しい。

 


でも尊重はできるし、存在として認めることはできるのではないかなと思うんですよね。

 


まぁまた自分が受け入れてるよって示すのが難しかったりするんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 


Bye