Naturalに生きる -Salana’s interest diary-

心理学のことを中心に日々気になった記事や本、ニュースなどを紹介しつつ私の近状などを綴っていきます。

自由ってなに?

自由ってなんなんだろう。

最近よく考えます。

なぜかと言うと職場の人に私の性格は「自由」だと言われたからなんです。

それって性格なのか?と思いながら私なりに出した結論が、

精神的自由がいわゆる自由なんだと思います。

 

じゃあそれを邪魔してるもの、自由を奪ってるものは一体なんなのだろう。

そう考えた時私なりに出た答えは4つありました。

①他人の目

②プライド

③過去の出来事

④経済面

 

 

実は私が解放されていった順番なんです。(まだ解放されてないものもあるけど笑)

私はうつ病に人生で3回なりました。

なるたびに苦しく、何故自分は生きているのだろう、なんの価値もない、死んだ方がいいと、本気で死ぬことも考えました。

でもなんとか薬の力を借り、周りの人の力を借り治って、そして治るたびに何か自分の中での発見がありました。

 

①他人の目

1度目のうつ病になる前、

私はとても他人の目を気にする人間でした。

今思えば、自意識過剰だったなぁと思うんですけど、

誰かが自分の後ろにいるだけで

すごく怖かったのを覚えています。

高校では席が後ろじゃないと不安でした。

発言もなかなかできず、

これは他人の目というより、

自分が意見を言うことで、

誰かの意見が消えてしまったり、

聞いてもらえないんじゃないかそう考えていました。

 

しかし、うつ病になり何故なってしまったのか原因を考える日々を送り、

たどり着いたのが「私はあまりにも自分の感情や意見を無視して生きている。ずっと我慢して生きてるからもう限界になったのだ。このままではダメだ。自分を最終的に守れるのは自分しかいない。これからも生きていくならちゃんと自分で自分を守らないと」ということでした。

そして、うつ病から回復して、

周りの目を気にしない、人と違ってもいいじゃんと思える道を選びはじめました。

わかりやすい人間の方が好かれるじゃん!笑

 

「他人の目」この妨害に今も困っている人はたくさんいるんだろうなぁ

その気持ちもすごくわかるんです。

でも周りからなんやかんや言ってくる人はあなたの人生を生きてはくれません。

自分しか自分の人生は生きれない。

みんながみんな主人公なんだよ、と私は思います。

 

 

 


②プライド

私はプライドから自由になって

本当によかったと思います。

私は割と完璧主義で、しかも勉強や運動もやればそれなりにできて、プライドの高い人間でした。

高校で進学校に進み今まで優等生だった私のプライドはズタボロに。

いきなりできない落ちこぼれになりました。

でも結局3年間できない自分が許せなくて自分で自分を苦しめていました。

大学に入ってまた色々と任される立場になることが多かったんですけど

できると思われる分、頼まれる仕事も重くどんどんしんどくなりました。

でも任された責任もあるからほっぽり出せず、

なんとか自分でやろうと思っていたのですが、

人生そんな甘くない。

自分だけでどうにかなるものなんてほとんどないんです。

特に、組織が大きくなればなるほど。

あの時の私がもしプライドから自由になってた私ならもう少し周りの人に助けを求められたのかなと思います。

そんなこんなで忙しすぎて過労からのうつ病になってしまいました。

 

その時も原因を考えました。

「もし、周りの人にちゃんと、自分だけではできないから助けてって言えていたらこんなことにはならなかったよなぁ。しかも、うつ病になって動けなくなったら助けに来てくれる友達もいるんだからさ。もっと周りに頼ろ。最終的に自分を守れるのは自分だけど、周りの人もたくさん助けてくれる。」

そういう答えが出たのです。

 

何かしら生きていたらプライドを持ってると思います。

でも生きていく上で役に立たないプライドなら全然いらないと思います。

謝らないプライドとか、人の意見を聞けないプライドとか、自分が好きなものを好きと言えないプライドとか、人に頼れないプライドとか。

自分の気持ちに素直になれば、

プライドが何か自ずと見えてくると思います。

まずは自分の感情の観察を私はおすすめします。

 

 


③過去の出来事

これは一番最近のうつ病になった時に学んだことなんですけど、私は思ったより過去の出来事に自由を奪われていました。

私の場合は、元彼の自殺未遂でした。

そのせいもありカウンセラーを目指していたんですけど、

段々勉強していくうちに自分が敏感なことに気づいて、カウンセラーという仕事には向いていないということがわかってきたのです。

でもその過去の出来事があるから他の選択肢を選ぶという選択をできないでいました。

そしてトラウマの研究を続けているとうつ病になってしまったのです。

もちろんこの時期はそれだけでなく、彼氏に振られ、進路で進もうと思っていた大学が受けられなくなり、卒業研究を一からやり直しと言われ、なかなかに辛いことが重なったのだと思います。

でも病気になって思ったのが、「過去の出来事は確かに自分を作ってるけど、今の自分を苦しめてまで貫き通すことなのかな?」と思いました。

それは違うよな。

確かに人のこと助けたい、彼のように同じように苦しむ人をなるべく減らしたい。

でもそれで自分が苦しんでたら、結局病人が増えるだけだ。

何か違う方法はないかな。

他の方法でも困ってる人の役に立てるんじゃないかな?

そう思えるようになりました。

でも過去の出来事を横に置いておくと決めた時とても辛かったのを覚えています。

友達に相談し、親に相談し、泣いていました。

それほど自分にとって大事だけど、重いものだったんだと思います。

今は、とても生きやすくなったとかんじます。

過去って過去になりきれず、実は現代の自分の自由を一番邪魔してたんだなぁとその時気づきました。

 


皆さんもそんな経験ありませんか?

昔できなかったし、今もできないとか、

昔嫌いだったから、今も嫌いとか。

人間って3ヶ月前の自分と細胞は全く違う新しい細胞の自分になってるそうです。

そんなに昔のこと引きずってても今の自分は違うかもしれません。

 

 

 

 

④経済面

これは誰もが感じることだと思います。

私もまだ安定的に稼ぎがある仕事をしているわけではないので経済面から自由にはなってません。

でも私の親は結構自由だなぁと思います。

なぜかというと、私が「これやりたいんだけど、お金がないんだよね」と相談すると、

「経験や勉強はお金借りてでもするべきよ」

といい、貸してくれたり、銀行から借りてくれたりします。

お金が理由で本当にやりたいことを諦めたらダメだと教えられます。

お金が理由でやらないことは、本当は他にやりたくない理由があるそうです。

またはそこまでしたくないこと。

留学も、資格の勉強もお金全然なかったけど、やっぱりやりたいことだったからお金借りてでも行きました。勉強しました。

まだ、自分一人で考えると完全に経済面から自由になれてないけど、親の力も借りつつそこからも自由になろうと思います。

 


 

いかがでしたか?

精神的自由って言われると「わからんわ」と思うけど、分解してこの4つから自由になれば自由だと言われるとわかりやすいと思います。

でも、私は自分みたいにみんなに苦しんで欲しくない。だから何か少しでも自由に近づけるように手伝えることがあれば手伝いたい。

皆さんも精神の自由を手に入れてやりたいことをやる人生を送りましょう。